実在と現実について


 実在は主観であり、自分以外は解り得ないのである。いわゆる独我論にならざるを得ないのだ。だからといって、それが悪いわけでもないのは人間全体に言えることだからである。それが行くつくところは、「現実は、幻想である。」 社会とは、人間の考えであるからである。またそれは、虚無主義に行き着くこともある。



 現実は現象であり、客観であろう。そして、イギリス経験論も、現象学も現実存在論である。客観の現象に、どう対処していくかである。これによって、カントが二元的存在論を超えたのである。


 人間は往々にして目に観えるものの理解だけが現実で、足元の命の実存に気が付かない。そのようなものである。







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