誠実について 3
善意を前面に押し出しても、そこが安全な国であれば、何の問題はないのである。ほとんどの人が誠実であると思えるからである。結果が先に立っている催眠術のような、洗脳のようなものである。相手の足元も見て行なっているのである。
二元性、只の善悪で論ずる、二者択一論なら誰でも善を選ぶだろう。行なうことは悪でも。
歩み寄りのない理論は机上の何とかではないだろうか。
はっきり言えば、頭の弱い人をたぶらかしているのである。
日本で、やって何になるのだろうか。アメリカでやって何になるのか。それもお金を取って。
強いて言えば、イスラム世界に通用するだろうか。その時、ほとんどきれいごとだと自覚するだろう。それでもわからない人は、自己暗示にかかって、ドーパミンで頭が一杯なのである。
イスラム世界で、それに気づいたときは、「遅い」とならないようにしなければならない。