唯物主義者および唯物論者について
死んだら苦痛が消えると思う人は唯物論者である。なぜか、死んでしまえば、それで終わりと思っていることが見えるからである。
あの世に、苦痛がないと分かるのか。不思議である。人間は、苦痛をまとって生まれてくるというのか。そんな考えの人間に生まれて欲しくないのである。
それに、何のために生まれてきたというのか。苦痛を纏うためか。もう生まれてこないというのか。
物質主義に魂は論外であるのに、物質は、また生まれないと思う気が知れないご都合主義である。
生まれたくないではなくて、生きているうちに、その苦痛を取り除く努力をしろといいたい。それこそ、何のために生まれてきたのかである。
要は、物は死なないということが分かっていないのだ。そうゆうご都合主義こそ、輪廻転生によって再び生まれると言わしめるのである。