2019年08月31日 ソクラテスについて 哲学 神秘学 ソクラテスの嫌われた理由は、他人を悟らせるなどできないのに、悟らせようとしたからではないだろうか。悟りは自力であるが。たとえ、産婆術、その促しを馬鹿の一つ覚えに頻繁に行なえば、それはその人自身に見えてくるのである。気に入らない人にしてみれば、見ただけでイライラするであろう。あるいは、ただ、そうだよな、でも・・・。と思う人は、不安になるだろう。不安であっては、悟りではない。信念に至っていないからである。そして、その不安が、何かを、あおるのである。それが、否定的、破壊的になれば、精神病的だろう。ソクラテスの弁明・クリトン (岩波文庫)プラトン ソクラテスの弁明 シリーズ世界の思想【電子書籍】[ 岸見 一郎 ] - 楽天Kobo電子書籍ストア
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